今後の予定ですが、3年以内に候補薬物を作り上げます。

動物を用いた安全性試験、薬の供給を見据えた大量生産のシステムを構築し、今から5年後の2027年に臨床試験を開始します。

この試験におけるターゲットとして、不妊症の中でも特に卵の質に大きく影響をうける習慣性流産を想定しています。

患者数が少ないため、フェーズ3による大規模試験を行うことができません。

そのため早期承認制度もしくは希少疾患用医薬品制度を利用した臨床試験を実施し、これを3年で完了させます。

懸念される奇形などの副作用リスクは、卵の質を評価する既存の着床前診断によって回避可能です。

(株)Ovenusはスピード感をもってプロダクトXの開発を進めて参ります。

 

 

2030年以降の事業展開

不妊症をターゲットとするオビナスの事業は、卵の質と関連した更年期障害やがん治療に伴う早期閉経へと展開を広げます。

特に小児がんの患者さんはからだが成熟していないため、卵子を取り出し凍結保存するなどの予防策をとることができません。

自分の命を守るため、新たな命を宿す選択肢を犠牲にするのです。

(株)Ovenus卵巣にやさしい医療を通じて、女性の人生をサポートします。